投資大学理事長のピロシキです。
※自己紹介はこちらから→→→はじめまして。投資大学理事長の「ピロシキ」です。
今回は気になったニュースがあったのでちょっとお話を。まずはこちらの記事をどうぞ。
東京商工リサーチは8日、2020年度上半期(4~9月)の全国の企業倒産件数(負債額は1千万円以上)が前年同期比9.4%減の3858件だったと発表した。上半期としては過去30年間で最小。新型コロナウイルスで打撃を受けた経営破綻が483件あった一方、政府の実質無利子・無担保融資といった公的支援が企業の資金繰りを支えた。
上半期の減少は2年ぶり。破産などの法的手続きを担う裁判所が一時、コロナ禍により業務を縮小し、5月の倒産件数が歴史的水準に落ち込んだことも影響した。負債総額は0.7%増の5991億円。
業種別では建設業や小売業、製造業などが減少した
読んでみると分かる通り、東京商工リサーチの発表によれば、2020年度上半期(4~9月)の全国の企業倒産件数(負債額は1千万円以上)が前年同期比9.4%減の3858件だったそうです。
上半期としては過去30年間で最小らしいです。


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新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた経営破綻が483件
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政府の実質無利子・無担保融資といった公的支援が企業の資金繰りを支えた



下の方まで読み進めていくと
破産などの法的手続きを担う裁判所が一時、コロナ禍により業務を縮小し、5月の倒産件数が歴史的水準に落ち込んだことも影響した。
とあります。


また、あくまでも裁判所を通した手続きの統計であり、この統計には自主廃業が含まれていない点にも着目すべきです。
私の知り合いの中でも廃業を選ばれた方を数名知っています。
バブル期であれば借りて踏ん張ればいつかはリターンが見込めるぞという考えもありましたが、この現代では、融資を受けて負債を増やして頑張るぐらいならいっそ廃業してしまおう・・・といった経営者の方のお話をよく聞くように。
これもこの現代におけるコロナ禍の特徴とも言えるでしょう。
そのような選択をされた方を踏まえると・・・?

というわけで、一つのニュースの捉え方だけでも、最後まで読むことはもちろん、ちゃんとその後のリサーチを行うかどうかで結果は全く違うものになってきます。ネットニュース等はミスリードを誘う記事もたくさんあるのです。
投資や資産運用に関するお話も全く同様です。
一見良さそうな話に見えても、しっかりリサーチして精査をすることで自らの資産を減らしてしまうリスクを格段に減少することが出来ます。

皆様の投資や資産運用の考え方のヒントに少しでもなりましたら幸いです。
投資大学理事長 ピロシキ
※ちなみに私ピロシキの過去の大失敗は下記の記事へ。

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