投資大学理事長のピロシキです。
※自己紹介はこちらから→→→はじめまして。投資大学理事長の「ピロシキ」です。
以前から噂はされていましたが、アメリカの老舗衣料店「ブルックス・ブラザーズ」が破綻したというニュース、大変良いブランドなので衝撃を受けた方も多いのでは・・・?
8月30日に閉店が決まっている青山店(日本の店舗はどうなるのでしょうか・・・)
かくいうお洒落大好きな私ピロシキも、今でこそファッションの路線を変更してしまった為に着なくはなりましたが・・・
【銀座】モンクレールにて投資の利益でショッピング。特別サービス受けてきました。
若かりし頃は憧れのシャツとして勝負用に2着購入して大事に着ていた事を今でも思い出します。

新型コロナウイルスの影響はこのような老舗にも影響してしまうのですね・・・確かにテレワークが急速に拡がった影響もあり、スーツを着る機会は格段に減少してしまったのではないかと感じます。

今回、ブルックス・ブラザーズは破産裁判所に「米連邦破産法第11条」を申請しました。
いわゆる「チャプター11(イレブン)」と呼ばれているものです。
そこで今回は、この「チャプター11」について投資初心者にもわかりやすく解説していきます。
チャプター11とは?
チャプター11は、日本でいうところの民事再生法にあたるとよく言われています。
このチャプター11を破産裁判所に申請をすると、裁判所の命令により債権の取り立てが停止されます。
申請した企業の経営陣は、債務整理案を原則120日以内に再建計画を策定し、裁判所の認可を得て、経営の立て直しを目指します。
このように債務者自らが債務整理案を策定可能になるので、日本の民事再生法に相当すると言われているのです。
チャプター11は、チャプター7と呼ばれる清算型の手続きとは異なり、事業を継続することが前提の制度になります。
債権者の合意により比較的短期間で再建する事が出来るため、働いている社員の雇用への影響を抑えることが出来る制度です。
チャプター11を申請する場合は、事前に支援企業を選んでいたり、手続きを進めながら今後の支援先を探すこともあります。

つまり、ある米企業が破綻したというニュースを聞いただけでは
「あ〜お気に入りの会社がなくなってしまう・・・」
などと感じる方も実際に多いのですが、チャプター11を申請しての破産は実際にその会社が無くなることはあまりなく、事業継続が前提のリハビリ型の破産とも言われているので今後の行く末をしっかりと見守りましょうね。
ちなみに本年(2020年)だけでも下記のような企業がチャプター11を申請しています。
- ハーツ
- JCペニー
- インテルサット
- ゴールドジム
- Jクルー

投資大学理事長 ピロシキ

投資大学は2020年に創設しました。
当サイト「投資大学のブログ」では、「理事長ピロシキ」と「学長ちょげちょげ」が共同運営しながら、これまでの投資や資産運用の経験を活かし、普通の学校では決して学ぶことの出来ない
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