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【祝コインベース上場】ダイレクトリスティングとは?IPOとの違いって?投資初心者にもわかりやすく解説!

投資大学理事長のピロシキです。

※自己紹介はこちらから→→→はじめまして。投資大学理事長の「ピロシキ」です。

昨日(2021年4月14日)の夜は、注目のアメリカの仮想通貨取引所「コインベース」のNASDAQ上場日でしたね。

私ピロシキも記念にちょっと買おうかなと考えていたのですが・・・

理事長ピロシキ
理事長ピロシキ
睡魔には勝つことが出来ませんでしたよ。(汗)

初値で381ドルを付けましたが、終値は328.8ドルに。

※出典:楽天証券アプリiSPEED

結果論ですが、変なところで入らず睡魔に負けて良かったかもしれません。(笑)

時価総額は759億ドル(約8兆3500億円)に達しました。

理事長ピロシキ
理事長ピロシキ
日本企業で言えば既に任天堂や日本電産の時価総額レベルです。今回の上場がいかに大規模であったかがわかりますね。

さて、今回のコインベースの上場は「ダイレクト・リスティング(直接上場)」という手法で行われました。

あまり聞きなれない言葉です。新規株式の上場と言えば「わーい!」と一儲け出来るあのIPOが真っ先に出てくる言葉ですけどね・・・
学長ちょげちょげ
学長ちょげちょげ
理事長ピロシキ
理事長ピロシキ
勘違いされやすいのですがIPOとは全く別の手法になります。

従来のよくある上場手段である新規株式公開(IPO)では様々な手順(引受証券会社の決定・公募価格の決定etc…)を踏まなければならないのですが、このダイレクト・リスティングを選ぶとそれらの手順を踏むことなく、上場が出来ます。

※IPOについては下記の記事でも詳しく解説しています。

今回の記事では、近年採用する新規上場企業の多い「ダイレクト・リスティング」について投資初心者の方にもわかりやすく解説していきたいと思います。

ダイレクト・リスティングのメリット

ダイレクト・リスティングでは、IPOのように新株を発行せずに既に発行されている既存株を上場先で売り出すことが出来ます。

理事長ピロシキ
理事長ピロシキ
IPOの時は、一般的には新株を発行するため引受証券会社(アメリカの場合は投資銀行等)が必要になりますが、ダイレクトリスティングは新株を発行する事がないので、そもそも証券会社の必要がありません。上場する企業からすれば上場に当たっての多額のコストを削減できますね。

また、通常のIPOとは異なりその株の大株主等が一定期間株の取り引きが出来なくなってしまう“ロックアップ期間”がありません。

  • ロックアップ→会社の新規公開や株式の売り出しに当たり、その大株主等が、その株の公開や売り出し後のある一定の期間、市場で持ち株を売却しない等の契約を主幹事の証券会社と交わすこと。
    大株主の売却により需給が悪化し相場が乱れるのを防ぐ。
理事長ピロシキ
理事長ピロシキ
ロックアップが無いことで、上場時点で既に株を多く保有している創業者の方や、早くから株を持ってくれているベンチャーキャピタルにとっては通常のIPOよりも早く株の売却により利益を得ることが出来る可能性が高まる有難い制度とも言えますね。

さらに、すでにその株を持っている株主からすれば、IPOのように新株が発行されることが無いので自身が持っている株の価値が薄まることがありません。(=株式の希薄化を避けることが出来る)

ダイレクト・リスティングのデメリット

IPOのように新株を発行するわけではないので、新たに資金を調達することが出来ません。

また、IPOのように新株が発行されることが無いために、株の流動性が低下する可能性があります。

理事長ピロシキ
理事長ピロシキ
しかし、裏を返せば今回のコインベースのように既に潤沢な資金に恵まれているような企業にとってはあまり関係のない話になりますね。そのため、そのような企業にとってはダイレクト・リスティングの方が簡単に上場が可能な為、メリットがあるのです。

※2020年12月のアメリカの証券取引委員会(SEC)により承認された、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の規則改正によりダイレクト・リスティングにも条件付きで資金調達の機能が加わることになりました。

理事長ピロシキ
理事長ピロシキ
証券会社を通さないため、IPOに比べて需要や価格の予測はしにくいものの、多額の手数料を削減できる点は上場を考えている企業からすればメリットであることに変わりはありませんね。

まとめ

ダイレクトリスティングを用いて上場する企業にとっては、既存の株主(創業者やベンチャーキャピタル)に対して市場で株式の売買を行ってもらい利益を得てもらう(イグジット)、いわば感謝の上場のようなシステムであるとも言えますね。

ここ最近(特に2018年のSopotify以降)IPOではなく、ダイレクトリスティングを選択している企業は上場前の時点である程度の知名度や豊富な資金に恵まれています。また、手続きもIPOよりも簡単でコストもIPOよりかからないことからも今後も増えていくでしょうね。

理事長ピロシキ
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投資大学理事長 ピロシキ