投資大学学長のちょげちょげです。
今日はお昼からお気に入りの銀座にある「おたる政寿司」へ。
お寿司の大好きな私ちょげちょげ。
ルンルン気分で食べていたのです。ちょっと悪いことを忘れるために・・・
持っているんですDeNA株。
本日10%ほど下げてしまいました。。
このままだと3桁行ってしまうんじゃないかと心配でついつい理事長のピロシキに相談しました。
するとピロシキ理事長。

ですってよ。
501億円のうちの483億円は減損損失だと。
減損損失の内訳ものれんが402億円、ソフトウェアが81億円。
のれんの減損は10年に買収した米エヌジーモコに関わるものが大半であるとお話していただきました。
「目先の情報(赤字501億円)という衝撃的な情報に捉われることなくその赤字の中身を見ていこう。そうするとわかることがあるんだ。後は自分で考えなさい」と。
今回の赤字。501億円というパッと見すごい額なのですが、普通の赤字ではないんですよね。8割「のれん」なのです。
この「のれん」については非常にわかりやすい記事があったので引用しておきますね。
のれん償却とは?|Money Forward Bizpedia
法務省令の会社計算規則第11条によれば
「会社は、吸収型再編、新設型再編又は事業の譲受けをする場合において、適正な額ののれんを資産又は負債として計上することができる。」
とのこと。
簿記を少しかじったことがある方ならなんとなく覚えているかもしれませんが・・・ある企業同士の合併の際に、※パーチェス法により合併した場合、被合併会社のB/Sの諸資産・諸負債を時価評価して、合併会社に合算することになります。
※パーチェス法…合併など企業の結合に際して採用する会計処理方法の一つであり、買収される側の企業の純資産と買収金額の差額を、のれんとして計上する手法のこと。
パーチェス法は、統合される会社の資産や債務を、公正価値によって評価し、企業合併による継承を事業の一括購入と考える会計処理方法である。
現在、原則として一般的にこのパーチェス法が浸透しており、企業を合併する際の会計処理方法となっている。
※出典:マネーフォワードクラウド会計
純資産は、基本的に対価として、被合併会社の株主に交付した合併会社の株式になりますが、これが、時価評価した諸資産-諸負債と一致しない場合が生じます。
もし諸資産-諸負債よりも、高値で買い取った場合=ブランド力を買った
その差額分は実際の価値よりもその被合併会社のことを高く評価した=被合併会社のブランド力を買った
ということなのです。
このいわゆる「ブランド力」を帳簿上、日本人にもわかりやすくしたのが「のれん」となります。
つまり「のれん」とは将来に向けた超過収益力を帳簿上に反映したものなのです。
今回のDeNAのパターンだと10年に買収した米エヌジーモコに関わるものが大半であるとのことなので、実際に赤字として501億円もの巨額のお金が失われたということとはまた意味が違うわけですね。

ただ、株式市場ではこのようなニュースがかなりのネガティブ案件として捉えられてしまうのもまた事実です。実際に2/6はこんなに下がったわけですからね。
それでもお気楽がモットーの私ちょげちょげ。理事長が言うならもう少しホールドで気楽に様子見ます!
なんせ私ちょげちょげの投資案件はこれだけではないですからね!
さあこの判断が吉と出るか凶と出るか・・・
投資大学学長ちょげちょげ

投資大学は2020年に創設しました。
当サイト「投資大学のブログ」では、「理事長ピロシキ」と「学長ちょげちょげ」が共同運営しながら、これまでの投資や資産運用の経験を活かし、普通の学校では決して学ぶことの出来ない
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