投資大学理事長のピロシキです。
※自己紹介はこちらから→→→はじめまして。投資大学理事長の「ピロシキ」です。

- 米雇用統計発表→予測の+73.3万人を大幅に下回る+23.5万人
- 米消費者物価指数(CPI)→過去7ヶ月で最低の上昇率・インフレ圧力の緩和
- 日経平均急騰→自民総裁選による新政権への期待感からか
特にアメリカ雇用統計はあまりにも予測を下回り過ぎて、80〜100万人であれば年内テーパリングに向けて動き出そうとしていたものがまたどうなることやら・・・


テーパリングは先送りか?
米消費者物価指数(CPI)も予想を下回ったことで、以前から噂されていた来週の※FOMCでのテーパリング発表は無さそうですが、11月にはアナウンスされるのでは無いかとの見方が強まっています。
- ※FOMC→Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略。アメリカの金融政策を決定する会合のこと。日本でいうところの日銀金融政策決定会合。
年に8回開催され、現在の景況判断と政策金利(FF金利)の上げ下げなどの方針が発表される。その結果が市場の予想とは違った場合、株式市場や為替レートが大きく変動することがあり、世界の株式市場等にも大きな影響を及ぼす。



私ピロシキは雇用統計発表前の先月末から少しづつ現金比率を高めていましたよ。
今の雰囲気は2013年のテーパータントラム時と非常に似ているのです。
- ※2013年のテーパータントラム→2013年5月、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ元議長が市場想定よりも早く金融危機以降実施していた資産購入規模の縮小(テーパリング)を示唆。これにより、それまで大規模な金融緩和に支えられていた資金の流れが急激に変わり、長期金利の急騰や新興国市場からの資金流出による通貨安等が発生。
後に暴落が予想される場合は現金比率を高める
というように、暴落が予想される場合は自分のポートフォリオを見直し、長期投資資産における現金の比率を高めておくことが株式投資の基本です。
後に必ず現れる買い場まで首を長くしてジッと待ちましょう。このような時のために自分の資産は短期投資用と長期投資用に分けておくことが大切です。

積み立て投資は続けよう
よく聞くのがこのような暴落が予測される相場時にずっと続けていた積み立て投資までストップさせてしまう方が多くいることです。

積み立て投資は基本的に何があっても毎週だったり毎月同じ日(曜日)に購入を粛々と続けることで成果が感じられます。


まとめ
- テーパリングは先送りの可能性高まる
- 既にテーパリング織り込み済みの声に惑わされず暴落への警戒はしておくべし
- 積み立て投資はただ粛々と買い続ける
※今回の記事でも登場したCPIについてはこちらの記事で詳しく解説しています→【米消費者物価指数(CPI)】2008年以来の大幅上昇。上がるとドル高になるの?投資初心者にもわかりやすく解説。

- 投資初心者のためになる投資や資産運用等にまつわる情報
- 投資大好きな私ピロシキが日頃どのような投資をしているか
- お洒落大好きな私ピロシキの購入したファッションアイテム
上記のようなことも記事にしています。よろしければブログの隅々までご覧いただけますと幸いです。
投資大学理事長 ピロシキ

投資大学は2020年に創設しました。
当サイト「投資大学のブログ」では、「理事長ピロシキ」と「学長ちょげちょげ」が共同運営しながら、これまでの投資や資産運用の経験を活かし、普通の学校では決して学ぶことの出来ない
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