投資大学理事長のピロシキです。
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今回の記事では先日明らかになった、日本の航空会社としてお馴染みの日本航空(JAL)が、中国系LCCの春秋航空日本を子会社化する方針を固めたというニュースについて解説をしていきます。
春秋航空日本とは?
※春秋航空日本公式サイトより引用
春秋航空日本は、中国(上海)のLCCである春秋航空の系列会社として、2012年に日本に設立されました。初就航は2014年8月。主に中国人旅行客のインバウンド輸送を得意としてきた航空会社です。

※春秋航空日本公式サイトより引用
中国のLCCである春秋航空系列とはいうものの、日本国内に本社を置く完全な日本企業になります。

そのため、中国の大元の春秋航空の春秋航空日本に対する出資は33%にとどまり、その他にはJTBやJAL、様々な投資会社などが出資していた形です。現在のJALの出資比率は約5%となっています。
アフターコロナを見据えて積極的な投融資を進めるJAL
そもそもJALは、2020年11月に春秋航空日本とジェットスター・ジャパンの2社に対して計100億円の投融資を行う方針と発表していました。
日航、LCC2社に百億円支援 事業安定化、連携深める狙い|共同通信
今回新たに明らかになったのは、JALが6月中にも春秋航空日本に対して数十億円規模の追加出資を行い、保有する株式を51%以上に引き上げるとのこと。

まだまだ新型コロナウイルスの影響が避けられない航空業界ですが、確実にコロナにも終息がやがて訪れます。

先週金曜日の終値¥2,201から本日28日10時時点では¥2,380まで株価が上がりました。
春秋航空日本を子会社化しておくことにより、JALとしては中国本土の発着枠の確保で他社より優位に立つことが出来ると考えられます。
まだまだコロナの行く末は分かりませんが、いずれ必ず訪れるであろう航空業界のフィーバーに備えておくこの姿勢は我々投資家としてもとても見習うべきところがありますね。
連休明けとなる5月7日に中期経営計画の発表が予定されているので、公式にそこで詳細が発表されることになると思います。短期投資家・長期投資家ともにしばらくJALの株価の値動きからは目が離せませんね。

読者の皆様も世の中の動きには敏感でいましょうね。
まとめ
- JALの春秋航空日本の子会社化に向けての動きに市場は概ね好感の模様。
- 5月7日に予定されているJALの中期経営計画の発表に要注目。

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投資大学理事長 ピロシキ

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