
今年の4月に日本電産(6594)のCEOに復帰した永守重信氏のニュースは覚えていますか?

2021年の6月に、日産自動車でも勤務した関潤氏と交代する形でCEOを退任した永守氏。そこから1年も経たないうちでのCEO復帰でした。
「今の株価は私には耐えられん株価。」と2022年3月期決算会見で言い放ち、CEOに返り咲くことを発表した永守氏。

確かに日本電産の株価は2021年4月時点で1万3千円~1万4千円台をつけていたものの、それから約1年後のこの発言辺りの時期(2022年4月)では8千円台にまで下がっていたのです。
日本電産の売上高は前年比18.5%増の1兆9181億円・営業利益は同7.2%増の1714億円と、いずれも過去最高を更新していたのですが、営業利益が予測していた1900億円よりも少なかったため永守氏は決して満足していなかったこともあると思います。

とはいえ自社の株価をとても気にしてくれる永守氏のCEO復帰により、我々投資家としては今後の日本電産の株価にはついつい注目したくなるものなのです。

そんなカリスマ経営者の復帰は、日本株への株式投資をしている方であれば1日10回とは言わないまでも、日本電産の株価を毎日気にして見守る習慣を付けるには十分な理由となります。

復帰以降永守氏のメディア露出も大幅に増えたように感じます。後は長期的に期間投資家がこの復帰をどのように評価していくか・・・個人的には1万円にさえ戻ればその後はグングンか?なんて思っているんですけれども。


もちろん読者の皆様はしっかり精査した上で投資を行いましょうね。
投資大学理事長 ピロシキ

投資大学は2020年に創設しました。
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