
自己紹介はこちらから→→→はじめまして。投資大学理事長の「ピロシキ」です。
近頃ウクライナとロシアが戦争突入状態か?という報道が度々出ています。実はこのことは、株式投資にも大きく関係しています。
そこで今回の記事では、ロシアとウクライナがなぜ戦争をするかもと言われているのか?及びこのことが株式投資とどのような関連があるのかを投資初心者の方にもわかりやすく解説をしていきます。
そもそもなぜロシアとウクライナは戦争するかも状態なのか?



NATOとは北大西洋条約機構のことになります。これは実質アメリカをトップとした欧州および北米の30ヵ国が加盟する簡単に言うところの“共同軍事同盟”です。



第二次世界大戦前は経済的に二つの大きな勢力が出来ていました。
自由主義経済と計画経済です。やがてこれが対立します。
- 自由主義経済→いわゆる資本主義
- 計画経済→いわゆる社会主義や共産主義
大戦後、心身ともに大変な状態になってしまったヨーロッパ諸国では・・・
「この戦争は資本主義による格差社会がもたらしてしまった戦争なのだ」
という考えが人々の間に出てきます。この時期に共産主義のソ連が勢力を伸ばし始めたことで、アメリカはとても危機感を持ちました。


このマーシャル・プランによりアメリカは約130億ドルの支援をヨーロッパに提案します。(もちろん様々な条件付き・・・)

その後1949年に設立されたのが先述のNATOです。これは対立の激化するソ連に対する共同防衛条約であるとともに、NATO加盟各国が独自に軍隊を動かすことが出来ないと言う、内部で互いに睨みを効かせるような加盟各国を自由にさせ過ぎない条約でもあるのです。


アメリカは1952年のECSC(欧州石炭鉄鋼共同体)という組織の設立にも陰ながら動きました。
今のEUの大元といえます。

当時は石炭が依然重要なエネルギー源であり、鉄鋼は製造業、とくに軍事産業の中核だったのです。またヨーロッパでは特にドイツとフランスの国境沿いに多くの炭鉱と製鉄所が集中していたため、その領土的帰属を巡り両国がたびたび戦争を起こしてきため、その原因を取り除くため、石炭と鉄鋼に関するルール作りをすることが重要だったのです。

そして時は進み1989年にベルリンの壁が崩壊します。

この時ソ連崩壊後、次々にソ連の影響圏からEUへと離脱する国が相次ぎます。→残ったのはベラルーシ、そしてウクライナぐらい・・・


ロシアがウクライナに戦争を仕掛けたら?株価への影響は?
一応現状では、ウクライナはNATOに加盟しているわけではないのでNATO側(アメリカ側)としては積極的に軍隊を動かすことは無いのではと考えられています(これもロシアの出方次第ですがね・・・)



つまり事態が悪化すれば・・・
ロシアの強み(天然ガスや石油etc…)に対するNATO側の不買運動→天然ガスや石油価格の急上昇
=関連銘柄が急騰の可能性!
でも戦争は起きてほしく無いですね・・・


投資大学理事長 ピロシキ

投資大学は2020年に創設しました。
当サイト「投資大学のブログ」では、「理事長ピロシキ」と「学長ちょげちょげ」が共同運営しながら、これまでの投資や資産運用の経験を活かし、普通の学校では決して学ぶことの出来ない
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