投資大学理事長のピロシキです。
先日、酒々井のプレミアムアウトレットに行く途中にこんなものを発見。
太陽光発電のパネルですね。
というわけで、今回は「太陽光投資」について少しお話させてくださいね。
FIT改正?!今こそ太陽光投資?!
2020年度中に経済産業省が事業用太陽光発電のFIT買取の終了を検討しているという話題は少しでも太陽光投資に興味があった方であれば耳にしたことがあるかもしれません。
FIT制度とは?
そもそもFIT制度とは、太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスの再生可能エネルギー源によって発電された電気を、国が定める固定価格で一定期間電気事業者が買い取ることを義務付ける制度です。
これにより、例えば10kW以上500kW未満の太陽光発電システム設備は、全量売電または余剰売電のどちらかを選択することができます。(太陽光発電の出力により売電価格・買取期間が異なる)
全量売電とは発電した電気全てを電力会社に売電する方式です。
全量売電の買取期間は20年間です。(ちなみに2019年度の売電価格は14円/kWhで、これでも下がって入るが利回りは10%ほどをキープしている)
このシステムはFIT制度改正までに認定を受けた案件であればそのまま引き続き採用となります。
FIT制度終了について、国が何を検討しているのかというと、上述した、事業用の大規模な太陽光発電(10kW以上)についてをFITの対象外とする方向性のようですね。
2020年度中にFIT法の改正を進めて新しい買取制度を導入する予定があるようです。
従来は固定価格で一定期間売電が可能でしたが今後は競争入札制度などにより買取価格を決める仕組みになりそうらしいです。
つまりすごく簡単に説明するとFIT法改正後の太陽光発電投資は、これまでのように安定した固定価格での売電とはいかなくなる可能性が・・・
すなわち、FIT制度が変わる前に太陽光投資に手を出しておけば、従来通りの固定価格での売電が可能になります。
チャンスは今なのです!
今、太陽光投資を始めるメリット
これから太陽光発電投資を始める方でも、FIT廃止前に認定を済ませておけば、FIT制度を利用して売電が可能になります。
法改正前までにFIT認定を受け、稼働していれば、これまでと同じく20年間FITの固定価格が適用されるのです。
もしあなたが太陽光発電投資を考えている場合、法改正が行われる前にFIT認定済みの売電権付き物件を確保しておくと良いでしょう。
産業用(事業用)太陽光発電のうち、500kW以上の設備ではすでに入札により買取価格が決められており、FIT制度は関係ないのですが、10kW以上500kW未満の案件については2019年度もFITの固定価格が適用されるので、FIT制度を利用してこの10kW以上500kW案件に手を出すのがオススメでしょう。
売電権つき物件は今しか購入出来ないため、今後は中古市場でプレミア化する可能性があります。
初期費用を抑えながら太陽光発電投資を始めたい方は、設備の導入コストが下がり、まだ物件が値上がりしていない今がチャンスとなります。
まとめ
このような、何かの制度が変わる時というのは世の中の他の投資家たちが既に動き始めているわけです・・・
今回ご紹介したようなお話をもとに、自らでしっかりと精査をして投資に取り組んだり、投資しなかったにしても興味を持つきっかけになって、投資案件に対してちゃんと調べるという意識づけをしてもらえればと私ピロシキは考えております。
その癖がついていれば、投資での失敗が極端に少なくなると考えています。
これからも投資大学では、投資や資産運用にまつわる様々なお話をさせていただければと考えておりますのでどうかよろしくお願い致します。
投資大学理事長 ピロシキ

投資大学は2020年に創設しました。
当サイト「投資大学のブログ」では、「理事長ピロシキ」と「学長ちょげちょげ」が共同運営しながら、これまでの投資や資産運用の経験を活かし、普通の学校では決して学ぶことの出来ない
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