投資大学理事長のピロシキです。
※自己紹介はこちらから→→→はじめまして。投資大学理事長の「ピロシキ」です。

理事長ピロシキ
そういえば前回ブログを更新してから3週間ほどですね。先月末から会食がとても増えたのでついつい家に帰ってから眠りについてしまうことが増えてしまいましたよ・・・年齢には勝てません。(トホホ)
さて、この3週間ほどで世界では株価にも関連してくる様々なことが起きましたよね。
- 台湾がTPPへの加盟を正式申請
- 中国の人民銀行が暗号資産の関連事業について禁止と発表
- 岸田新総裁誕生
- アメリカ労働省が9月の失業率が前月比0.4%改善の4.8%と発表(非農業部門雇用者数は前月比19.4万人増。時間当たり賃金は前月比0.6%増)
- アメリカ原油先物清算値のWTIが79.35ドルとなり8年ぶりの高値
- 米アップルが半導体不足により「iPhone13」生産目標下げ方向
- 中国恒大集団社債利払い見送りが過去3週間で3度目にetc…

理事長ピロシキ
いろいろありましたね~。投資家の皆様調子はいかがですか?特に米国株メインで投資を行っている方、これまでウハウハしていたのに一気にそうはいっていられなくなった方も多いのでは?
注目したいのは米国債10年利回りの数字。
- ※米国債10年→→→10年後に満期が来て現金化できるタイプの国債。ニュースでよく聞くアメリカの「長期金利」は、主としてこの米国債10年の利回りを指し、ローンや1年以上の定期預金の金利に、影響を及ぼすことが多い。
- ※国債→→→政府が発行し、信用度が比較的高いと言われる債券の一つで、国が資金を調達する手段のひとつ。(=国の借金) つまり投資家にとって”国債を買う”=”国にお金を貸すこと”になる。満期が来れば利子がついて戻ってくる金融商品。
※出典:SBI証券

理事長ピロシキ
一旦落ち着きを見せているものの、ちょうど3週間前あたりから綺麗に上昇しています。厳密に言えば様々な要因が絡むので一概には言えませんが、一般的に長期金利が上昇すると株価は下落していくという相関性があります。
これは機関投資家達の資金が株式から債券へ移動していることを意味します。
その後の一例として、金利が上昇すれば企業はお金が借りにくくなります。
=設備投資等しにくい状態→→→景気悪化による株価下落か?という流れに・・・
NYダウやS&P500、NASDAQもどうにか踏ん張っているように見えて「まだまだアメリカ株は上がり続けるぞ!わーい!!」と、楽観視していたのですが、米国債10年利回りも気にするようにするととてもまだまだ楽観的には見えませんね・・・

学長ちょげちょげ

理事長ピロシキ
そうなのです。よってこのような流れにいち早く気づき、自らのポートフォリオを見直す(利益確定や損切りにより現金比率を高める・債券への資金移動etc…)ためにもこの米国債10年利回りは毎朝チェックしておいてほしい数字です。
投資大学理事長 ピロシキ

投資大学は2020年に創設しました。
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