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【テーパリングとは?】投資初心者にもわかりやすく解説。雇用統計にも注目です。

投資大学理事長のピロシキです。

※自己紹介はこちらから→→→はじめまして。投資大学理事長の「ピロシキ」です。

今週は以前にも記事にさせていただいたアメリカ雇用統計の発表が控えています。

※以前の記事→→→【米国雇用統計とは?】今更聞けない投資家にとって大事な月一イベントを初心者にもわかりやすく解説。

理事長ピロシキ
理事長ピロシキ
投資家にとってはいつでも注視しておきたい雇用統計ですが、今回からの雇用統計はいつも以上に注目しておきたいところなのですよ。

それではその理由を投資初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

雇用統計に注目!2022年にかけてテーパリングはある?

まずはこちらのニュースをご覧下さい。

米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は2日、向こう2回分の雇用統計で自身の予想通りに雇用が80万─100万人増加すれば、FRBは10月までに量的緩和措の縮小に着手する可能性があると述べた。

ウォラー理事はCNBCのインタビューに対し、テーパリング(量的緩和の縮小)を緩慢に進める「理由はない」とし、速やかに緩和縮小を完了させることで、FRBは来年、必要に応じて利上げを開始できると語った。

出典:FRB、10月までに緩和縮小着手の公算=ウォラー理事|ロイター

理事長ピロシキ
理事長ピロシキ
向こう2回分の雇用統計とは今週金曜日発表の7月期分と、来月発表の8月期分のことになります。

ウォラー理事が雇用統計の具体的な数値に言及したことで、いよいよテーパリングが現実的になってきました。

Embed from Getty Images

というわけで今週控えている雇用統計はもちろんのこと、来月分もあわせてどういった数値になるのか投資家目線でも非常に注目です。

そういえば最近良くニュースで見かける「テーパリング」って何ですか?テーパードパンツは大好きですけど関係はありますか?
学長ちょげちょげ
学長ちょげちょげ
理事長ピロシキ
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ま、まあその通りです。。

所謂英語のtaperingのことですよ。taperとは先細り、漸減を意味する英語です。

金融用語でのテーパリングは、量的緩和策による金融資産の買い入れ額を順次減らしていくことを言います。

雇用統計などの指標の改善に一定の成果が上がった時点で、量的緩和策を縮小していくことを示す金融用語として使われています。

長引く新型コロナの経済への影響を打破するために、これまでに長期国債などの金融商品を中央銀行が買い入れすることで、市中へ資金を供給し、デフレ脱却を試みるために様々な量的緩和策を行なってきたアメリカ。

景気が回復してくると緩和政策によりインフレが過剰となるため、徐々に量的緩和政策を縮小する必要があります。

理事長ピロシキ
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ずっと量的緩和をやり続けるわけにはいかないのです。いよいよ調整局面に入っていきそうだということです。

このテーパリングが起こることで投資家には様々な影響が起こります。

中央銀行の国債などの買い入れが少なくなる

↓↓↓

需給が緩み長期金利は上昇(価格は下落)

↓↓↓

企業の借り入れコストにあたる長期金利が上昇

↓↓↓

企業価値を反映する株価は安くなり株安に

理事長ピロシキ
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特に、米国で調達された資金が投資される新興国株の株式相場には、マイナスの影響が出るとされているのです。

前回のテーパリングは?

ところでFRBによるテーパリング。前回行われたのは2014年1月から10月にかけてになります。

2013年5月1日の時点では1.63%水準であった米10年国債の利回りは、5月22日に当時のFRB議長バーナンキ氏がテーパリング実施を仄めかしたことで、2013年末には3%台にまでなりました。

この時のテーパリングは、FRBや市場参加者にとっては初めての経験であり、5月のバーナンキ氏の発言は「バーナンキ・ショック」や「テーパー・タントラム」などと言われ、一応は市場に混乱を招くことになりました。

実際のテーパリング後、利回りは緩やかに低下し、2014年末には2.17%となりました。

また、この時のS&P500種は一時的に下落しましたが、すぐに戻り、長期的な上昇トレンドに変化は無かったのです。

2014年にテーパリングが実行されても市場は落ち着いて受け止めており、リスクオフの反応はありませんでした。

まとめ

このように懸念されていたよりは影響はあまり大きくなく、ドル円も横ばいな傾向だったので、今回もそこまでの混乱は起きないのでは?との見方もあります。

理事長ピロシキ
理事長ピロシキ
今は情報が伝わる速度も以前にも増して早く、市場は様々な思惑を取り込みながら早いうちにリスクを軽減していくのです。

とは言え今後も投資を続けていくのであれば、今のうちから予想できる大きな動きを警戒して、自分のポートフォリオの見直しをしていくクセを付けておくに越したことはありません。特に現在PERの高い株が占める割合の高い方は多少注意が必要となります(金利上昇によりPERの高い企業はその企業価値が割高なのでは?と嫌われる傾向にあります。)

理事長ピロシキ
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投資大学理事長 ピロシキ